タトゥーがあると脱毛できない?可能なサロンや医療レーザー脱毛クリニックとは

タトゥーがあると脱毛できない?

タトゥーがあると脱毛できない?

最近ではお洒落の一環としてタトゥーを入れる方も増えています。

特に海外では以前からタトゥーをしている人が多かったですが、日本でも芸能人やスポーツ選手がタトゥーを入れている人が増えているので、一般の方の間でも増えていますよね。

タトゥーを入れていると脱毛ができないという話を聞いたことがあるのではないでしょうか?

実際のところ、タトゥーを入れている部分は脱毛できないこともありますし、脱毛可能な場合もあります。

どんなケースでは脱毛できないのか、あるいは脱毛可能なのか解説していきます。

タトゥーがあると脱毛できない場合とは

脱毛方法には様々な種類があります。

タトゥーの上から脱毛することが可能か不可能かは、脱毛方法によって違います。

主な脱毛方法には光脱毛、医療レーザー脱毛、SHR脱毛(蓄熱式脱毛)、電気脱毛(ニードル脱毛)、ワックス脱毛があります。

この中でタトゥーが入っている部分を脱毛できないのは以下の2つです。

  • 光脱毛
  • 医療レーザー脱毛

他の脱毛方法はタトゥーのある部分も脱毛できます。

タトゥーがあると光脱毛やレーザー脱毛ができない理由

光脱毛とレーザー脱毛は仕組みは同じで、使用する光の強さが違う方法です。

レーザー脱毛の方がより強い光を使うので、効果が高いです。しかし、痛みも強くなり肌トラブル等のリスクもあるので医療機関でしか行なえません。そのため医療レーザー脱毛とも呼ばれます。

光脱毛とレーザー脱毛はどちらも黒い部分(メラニン色素)に反応する光を照射し、そのときに発生する熱で毛根を処理して脱毛します。

光脱毛の仕組み

黒い部分に反応する光を使うので、タトゥーの色素に反応してしまい、火傷・腫れ・痛みといった肌トラブルのリスクがあります。

そのためタトゥーのある部分は、光脱毛やレーザー脱毛で処理することはできないんです。

また、タトゥーだけでなく日焼けして肌が黒くなっている場合や、ニキビやシミなどの色素沈着している部分も脱毛できないことがあります。

黒いタトゥーでなければ脱毛できる?

光脱毛やレーザー脱毛が黒い部分に反応するなら、タトゥーの色が黒くなければ脱毛できる?と疑問に思われるかもしれません。

しかし、黒以外の色でも脱毛できません。

赤や青など黒以外の色でも光を吸収し熱を発生するからです。黒い部分が最も光を吸収するので熱くなりますが、赤や青も黒ほどではないにしろ光を吸収し熱を出します。

また、タトゥーのインクには金属の成分(酸化鉄、コバルト、亜鉛など)が含まれることも多く、熱を発生する原因となります。

仮に脱毛できたとしてもタトゥーの色が抜けることもあります。

そのような理由で、黒以外のタトゥーでも光やレーザーの脱毛はできません。

ハイパースキン脱毛はどうなの?

ハイパースキン脱毛は敏感肌でも脱毛できるほど肌に優しい方法です。

ハイパースキン脱毛は黒い部分に反応するのではなく毛包に直接届く光を使うので、日焼けした肌でも脱毛可能です。

それならタトゥー部分も脱毛できそうな気がしますよね。

しかしハイパースキン脱毛を行っているディオーネや他のサロンではタトゥー部分を避けて処理しています。

編集部で探したところ、ハイパースキンを採用しているサロンでタトゥー部分を処理しているお店は見つかりませんでした。

タトゥーの部分を避ければ光脱毛やレーザー脱毛も可能

多くの脱毛サロンや脱毛クリニックでは、タトゥーがあるからといって脱毛を断るわけではありません。

タトゥーのある部分と、その周り5~10cmほどを避けて脱毛してくれるところが多いです。

タトゥーがある部分以外を脱毛したいという場合は、光脱毛やレーザー脱毛を受けることができます。

ただしタトゥーの大きさによっては脱毛できないこともあります。

全てのサロンやクリニックで可能とは断言できないので、事前に無料カウンセリングなどで確認するのがおすすめです。

タトゥーがあっても脱毛可能な方法

SHR脱毛、美容電気脱毛、ワックス脱毛などはタトゥーがあっても脱毛が可能です。

SHR脱毛(蓄熱式脱毛)

SHR脱毛はスーパーヘアリムーバルの略で、一般的な光脱毛(IPL脱毛やS.S.C.脱毛)と大きな違いがあります。

光脱毛は黒い部分に反応する光を照射しますが、SHR脱毛は毛包まで届く光を照射する脱毛法です。

SHR脱毛では光脱毛より弱い光を複数回照射し、毛包と発毛の司令塔になる「バルジ領域」にダメージを与えます。

SHR脱毛で使用する光は黒い部分に反応しないので、タトゥーの部分も脱毛することが可能です。

照射する光が弱いので肌へのダメージも少なく、温かみを感じる程度で痛くありません。

非常に肌に優しいので、肌トラブルの心配も少なく脱毛後はキレイな肌に仕上がります。

SHR脱毛を採用しているサロンは、ストラッシュです。ストラッシュではタトゥーがあっても脱毛できます。

ストラッシュはタトゥーがあっても脱毛可能

ラココでもSHR脱毛を採用していますが、タトゥー部分は避けて処理します。

タトゥー部分はいつもより慎重に処理するので、時間がかかるから避けて処理するなどの理由があるのかもしれませんね。

美容電気脱毛(ニードル脱毛)

美容電気脱毛(ニードル脱毛、電気脱毛とも呼ばれる)は、プローブという電極を毛穴に挿入し電流を流すことで脱毛します。

肌の色などに影響されないので、タトゥー部分も脱毛が可能です。

ニードル脱毛という名称から針を刺す痛みがあるようなイメージを持たれがちです。

しかし実際には先の丸まったプロープを使うので針を刺す痛みはなく、電流を流すときに痛みがあります。

最近では美容電気脱毛を行っているエステやクリニックは少なくなっていて、脱毛サロンではほとんど採用されていません。

インターネットで調べるとエステティックTBCの美容電気脱毛(スーパー脱毛)ならタトゥーがあっても大丈夫と説明しているサイトが見受けられますが、これは間違った情報です。

エステティックTBCでは美容電気脱毛を行っていますが、タトゥーの部分の脱毛はできないと公式サイトのQ&Aにはっきりと書かれています。

TBCではタトゥーがあると脱毛できない

このようなことから美容電気脱毛は一部のクリニックでしか受けられません。

ワックス脱毛

粘着力のある脱毛用のワックスを塗り、その上から布やシートを当てて引き抜く方法です。

肌の色には関係なく処理できるので、タトゥーがあっても問題ありません。

ワックス脱毛は毛抜と同じくムダ毛を引き抜いているだけなので、1~2周間もするとまた毛が生えてきます。

上で説明した他の脱毛方と違い、一時的にムダ毛がなくなるだけです。

まだタトゥーを入れていないなら先に脱毛する

これからタトゥーを入れようと考えているなら、先に脱毛してからの方が良いです。

上で説明してきたとおりタトゥーがある部分は光脱毛やレーザー脱毛ができないからです。

すでにタトゥーを入れてあるなら、ストラッシュのSHR脱毛なら可能なので通える範囲に店舗があるかチェックしてみてください。

タトゥーを入れるとデメリットも色々あるので、もう一度入れるか入れないかよく考えてみるのも良いでしょう。

例えば、病気になったときにMRIが受けられなくなったり、プールや温泉などで入場を断られることがあります。

MRIは磁気を利用して臓器や血管を撮影する検査ですが、磁気がタトゥーに影響して火傷する恐れがあるからです。

またタトゥーを入れるのと比べて消す料金は5~10倍もかかるので、そのことも考慮に入れましょう。

タトゥーの部分を脱毛したいならおすすめの脱毛サロンは?

タトゥー部分も脱毛したいならSHR脱毛を採用しているストラッシュがおすすめです。

タトゥーの部分を避けて脱毛するなら

タトゥーの部分を避けて脱毛するなら、多くの脱毛サロンで処理が可能です。

おすすめは料金が安くて人気のキレイモや恋肌です。